PERSON

INTERVIEW

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IT改革推進部2017年入社

山本 圭祐KEISUKE YAMAMOTO

IT改革推進部の仕事とは

会社の各部門の課題と挑戦したいことに耳を傾け、ITの力で何ができるか提案する。そして、開発に落とし込んで形にする。それが森永乳業の「IT改革推進部」の仕事です。新しいデジタル技術も積極的に導入することで会社の成長を促し、あらゆる可能性を広げていきます。

INTERVIEW
ITの力で会社の未来を
切り拓く。
最新技術を駆使して
挑む、攻めのIT。

AIなどの最新技術も積極的に
取り入れ、
各部門のやりたいことを形にする。

IT改革推進部には社内のIT戦略を検討する戦略企画チームと各部門の課題解決に挑む業務改革チームがあり、私は業務改革チームに所属しています。例えば、「お客さま1人ひとりのニーズに応える施策をどんどん実行したい」という営業部門の要望を受けたら、IT技術を用いてニーズを吸い上げる仕組みとマーケティングを行う基盤づくりに取り組みます。各部門のやりたいことに対してITで何ができるかを考え、最適なソリューションを提案する。それが私のミッションです。AIやクラウドといった新しい技術も工夫しながら事業に組み込んでおります。最近では研究所と連携し、商品開発へのAI活用の挑戦を始めました。当社では「おいしさ・楽しさ」と「健康・栄養」を両立させる商品開発を目指しています。そのため、使用する原材料も多岐にわたり、それらの配合バランスの最適化が新たな課題となります。そこで、AIを用いたテストがスタートしたのです。最新技術も積極的に取り入れ、商品開発やお客さまの満足度向上に活かしていく。これこそ森永乳業・IT部門の特色です。

周囲の手厚いサポートで
自分の実力以上のことにも
チャレンジできる

いまでこそITやAIについて語れるようになりましたが、大学では経済学を専攻していてITの知識もスキルもゼロでした。最初の配属先となった情報システムセンターも、その存在すら知らなかったほど。「なぜIT知識のない自分が...」と思っていました。でも、私が入社当時からIT部門のモットーとして「新しい技術をどんどん試し、攻めのITを展開する」という言葉が掲げられていました。私も新しいことに挑戦することが好きなので、その部分を適性アリと判断されたのかもしれません。
情報システムセンターへ配属後は、3カ月にわたる技術研修を受け、プログラミングを基礎から学んだ後、当社で使用する会計システムの開発・運用・保守を担当するようになりました。財務に関する重要なシステムで、ミスが許されないというプレッシャーもありましたが、先輩たちの丁寧な指導や支えのおかげで、一連の業務を自分の力で行うことができるようになりました。
そこで身に着けたスキルを活かしながら、現在は部門を超えた様々な業務課題に対して、IT技術を生かした課題解決を提案する仕事をしています。ここでも、社外のシステムエンジニアと一緒に最適な解決策を検討するなど、多くの方と協力をしながら業務を進めています。当部の仕事はチームで行うことがほとんどですので、社内外を問わず周囲のプロたちと協力しながら自分の力以上のことにチャレンジできるのが、やりがいの1つです。

スキルアップを目指せる環境で、
会社の長期的な成長に貢献する。

IT部門内では勉強会やワークショップが積極的に行われており、日々IT技術のアップデートを行っています。 例えば過去のワークショップでは、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)などのクラウド技術や機械学習、ローコードツールなどを学び、様々な部門の業務にどう活用できるのか検討しました。また、AI研究会のような外部セミナーにも参加し、社外からの情報収集も行っています。社員のスキルアップとチャレンジを応援してくれる社風なので、私も好奇心を武器にトライ&エラーを繰り返し、さらに技術力を高め、会社の成長に貢献していきたいと思っています。
とはいえ、最新IT技術を積極的に導入したからと言ってすぐに会社が変わるわけではないという難しさも感じています。企業規模が大きくなるほど変革には時間がかかるものです。それでも会社の各部門と伴走しながら会社が良くなっていく過程を長期的に見守れるのはメーカーのIT部門ならではのやりがいです。自分の仕事に誇りをもち、信頼できる多くの仲間と共に、ITの力を活用して森永乳業がより良い会社になるようこれからも挑戦を続けていきます。

※本記事は取材当時(2022.11)のものです。