PERSON

INTERVIEW

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酪農部 北海道酪農事務所2011年入社

林 久人HISATO HAYASHI

酪農の仕事とは

乳牛から搾られ、牛乳や乳製品の原材料となる生乳。当社の多くの商品が良質な生乳からつくられており、安全・安心な生乳を確保することでより良い商品づくりに貢献する。それが森永乳業の「酪農」の仕事です。工場で使用する生乳の確保、酪農生産者への生産振興の2つが主な業務です。

INTERVIEW
おいしい商品は、おいしい生乳から生まれる。
酪農は森永乳業の源だ。

需給をコントロールし、
良質な生乳を安定的に確保。

生乳生産量は乳牛の頭数による影響が大きく、需要が増えたからといって急に増やすことはできません。例えばメディアで「牛乳が健康に良い」と報道されると計画以上に生乳の需要が高まります。そのような場合には限られた生乳をどのように確保し、どうしたらお客さまのニーズに最大限応えられるのか、生産現場を知っている酪農部の腕の見せ所です。酪農生産者と強固な関係を築き、工場と酪農生産者の間に立ち、生乳の過不足を確認し関係団体と協議を重ね、安定的に生乳を確保するように努めています。また、良質な生乳生産を目的とした生産者の活動に積極的に参加し、関係団体と連携して現場課題に取り組むことで、安全・安心な生乳生産に貢献しています。

生産基盤を維持するため、
さまざまな面から酪農生産者をサポート。

生乳生産現場では、高齢化、後継者不足などから酪農生産者は減少しており、生乳生産の維持拡大が喫緊の課題となっています。そのため、酪農経営をサポートするために生産現場まで度々足を運びます。農協などの関係団体、当社のグループ会社である森永酪農販売(株)などと協力し、酪農生産者に飼養環境や飼料管理など様々な視点から乳牛が健康で快適に過ごせる環境の提案を行っています。
また、酪農生産者向けに工場で製造されたチーズを使った料理講習会の開催やスーパーの売り場視察の実施など、生産者ニーズから生まれた取り組みを通じ、酪農生産者の生産意欲や品質意識を高める取り組みを行っています。
酪農生産者に日々の仕事の結果を自分の肌で感じてもらうことで、一緒により良い商品づくりができるよう、生産者に寄り添った取り組みを実施しています。

酪農生産者とお客さま。
その架け橋となるのが、酪農部の仕事

酪農の仕事で大切なのは「つながり」です。
生乳のサプライチェーンは、多くの関係者に支えられて成り立っており、生乳の調達から加工、研究開発、流通、販売までどこが欠けてもお客さまへ商品をお届けすることができません。日頃のコミュニケーション、関係作りが重要になります。
そして、森永乳業の最大の使命は酪農生産者が生産した生乳に付加価値をつけ、より多くのお客さまに選んでいただけるおいしい商品を提供することです。そのために重要となるのは、酪農生産者と消費者の互いの理解を深める事だと考えています。その上で、生産現場とお客さまをつなぐ懸け橋の役割を担う酪農部の可能性・期待は大きく、やりがいを強く感じることができる仕事です。酪農生産者に寄り添い、生産現場から森永乳業のおいしい商品づくりに貢献していきたいと思っています。

※本記事は取材当時(2019.12)のものです。