森永乳業を代表する商品の一つ「マウントレーニア カフェラッテ」は、屋外で気軽にカフェラテを飲む文化を日本で創り上げたと言っても過言ではありません。1990年代初め、日本では自宅や喫茶店でコーヒーを飲むスタイルが主流で、手軽に外で飲めるものと言えば缶コーヒーと言われていました。当時、社員の一人がアメリカのシアトルで男女問わず、さまざまな年代が屋外で気軽にカップに入ったコーヒーを飲んでいる姿を見て、その文化を日本にも広めたいと考え、商品開発に着手。その新しい飲み方に加え、当時の日本ではまだ浸透していなかったエスプレッソに、ミルクを組み合わせたカフェラテのおいしさにもこだわり抜く事で、現在、私たちの生活に馴染み深いチルドカップコーヒーのパイオニアとして、気軽にカフェラテを楽しむ文化を創造しました。
画像は1993年当時
1969年に赤ちゃんの腸内からビフィズス菌BB536が発見されて以降、当社はビフィズス菌研究のパイオニアとして半世紀以上にわたり腸内フローラの研究を牽引してきました。酸や酸素に弱いビフィズス菌を製品化するための独自技術を開発し、ヨーグルトやサプリメントなど多様な製品に応用しています。さらに、より安定的に生菌数値を測定することを目的とし、ビフィズス菌数測定法の国際規格改定を主導する(2025年)など、ビフィズス菌研究の発展にも大きく貢献しています。
画像は現在の商品
食品メーカーとして、安全・安心、そしておいしさを追求するために、森永乳業独自の「風味パネルマイスター制度」を導入。1998年に社内制度「風味パネル第1回全国大会」が開催されました。大会では、濃度差検出・異常味検出・臭気検出テストの結果でパネルを選任しました。これがきっかけとなり、年に1度、全社員対象の「風味パネルマイスター大会」が行われるように。基本味識別・特定味識別テストを全問正解した社員には、風味パネルマイスターの称号が与えられ、風味異常をチェックする業務を1年間担います。3年連続でマイスターに認定された社員は、グランドマイスターとして5年の任期が与えられます。2024年時点でグループ会社含め約7,400名の社員のうち、66名がマイスターとして活躍しています。
画像は2016年当時
特定保健用食品(トクホ)として販売するためには、臨床データなどで科学的に裏付けられた効能として国から許可を受ける必要があります。トクホ制度が発足した1991年当時は、全国の食品、医療品会社が許可をめざして商品化競争を続けていました。通常は日本健康・栄養食品協会の評価を得てから、厚生省(現・厚生労働省)への認可申請となるため、慎重に行われる審査にとても時間がかかりました。しかし、当社の慢性腎不全患者向けにつくられた「低リンミルクL.P.K」は取得に向けていち早く動いていたため、トクホの第一号商品として許可を取得することとなりました。
画像は1993年当時
現在は終売
森永乳業がロングライフ豆腐の販売を本格的に始めた1970年代後半、アメリカでは、豆腐は人気がなく、「アメリカ人の嫌いな食べ物No.1」との調査結果がありました。この様な逆境の中、アメリカでの豆腐販売会社の設立とともに駐在を任命された社員たち。日本人が持つ豆腐の固定概念を払拭し、アメリカ人の食生活に受け入れてもらうため、豆腐をミキサーにかけてシェーク状にする現地ならではの食べ方を考案。幾度となく試食販売を行い、これが朝食メニューとして受け入れられるようになりました。そして、ついに料理の素材の一つとして「TOFU」が浸透!試食販売だけではなく、通信販売なども行い、あらゆる活動を通して「TOFU」をアメリカ全土に広めました。
画像は1985年当時
森永乳業は、事業を展開するベトナムにおける社会課題の解決に貢献するため、栄養不良の子どもが多い地域の幼稚園・小学校を対象に、2023年5月より当社独自の給食支援プログラム“Smiles & Health for Children”を実施しています。このプログラムでは給食調理施設の建設などハード面と栄養・衛生に関する教育のソフト面の両面から支援を行い、子どもたちの健康・栄養改善に貢献するとともに、現地の自走を支援しています。プログラム名には、子どもたちの笑顔、心と身体の健やかな成長をサポートしたいという想いを込めています。これまでに4園で給食調理施設を建設し、6園に教育を展開し400人以上の子どもたちを支援してきました。今後は取組を小学校にも拡大し、継続的な支援を通じて、ベトナムの子どもたちのウェルビーイング向上に貢献していきます。
給食調理施設を
ベトナム政府に寄贈しました
